XBA-4SL - ソニーの新開発バランスド・アーマチュア・ドライバー搭載ヘッドホンを試聴したら購入せずにはいられなかった、そして開梱レポート: LAB@Moon

妻の誕生日プレゼントとして贈ったソニーの新開発バランスド・アーマチュア・ドライバーを2基搭載する iPhone 対応ステレオヘッドセット XBA-2IP を購入する際、ちょうど自分も新しいイヤホンが欲しいと思っていたので、ヨドバシカメラの店頭で試聴可能だった同じバランスド・アーマチュア・ドライバー搭載で iPhone 対応ではない XBA-1SL 、XBA-2SL 、XBA-3SL 、XBA-4SL を聴き比べてみました。

まったくの余談ですが、以前 (というのは20年くらい昔? ) の店頭に並ぶ視聴用ヘッドホンにはすべて同等クラス毎に相応の音楽が流されていて、ヘッドホンを替えるだけで手軽に聴き比べることができたのですが、、今は視聴用ヘッドホンのプラグを iPod などの自前音源に付け替えして、いつもの聞き慣れた音楽で聴き比べられるんですね。
(自分的には、プラグの抜き差しで開いてしまう "間" がもどかしく感じてしまうので、昔のように常に音楽が流されていて素早く聴き比べられる方がよかったかも)

慣れない手つきで手持ちの iPhone 4S にプラグを抜き差ししながらも聴き比べた感想は、一言。「ぜんぜん違う! 」

先日、ソニーの新開発バランスド・アーマチュア・ドライバー搭載ヘッドホンの仕様を比較したときは、単にそのドライバーユニット搭載数以上に跳ね上がる希望小売価格を見て、自分が購入するのはドライバーユニットを1基搭載した XBA-1SL かなと思いましたが、、。

実際に聴き比べてみると、ドライバーユニット搭載数に比例して ( = 希望小売価格に比例して) 確実に音が好く聴こえてくるではありませんか!!

これは至極当たり前なことかもしれませんが、正にドライバーユニットの足し算が、掛け算の如く巧妙に奏効しているようで、ドライバーユニットの搭載数が増えるに連れて、音の奥行き感や芳醇さが確実に増します。

そして特に、ドライバーユニットを4基搭載した XBA-4SL を試聴した後では、それ以外のどれを試聴してもそのドライバーユニットの少なさ、つまり物足りなさを顕著感じてしまいました。
「いやぁ〜〜、ここまで違うとは。」と思わず口にしてしまう位。

なお XBA-4SL の装着感については、ドライバーユニット4基が収まる本体サイズにごっつさを感じる一方、その本体質量約8gがとても軽く感じるので、むしろ良好なフィット感を得られます。

とこうして、 XBA-1SL 、XBA-2SL 、XBA-3SL 、XBA-4SL の四択だったはずが、XBA-4SL の一択に。

確かにドライバーユニットの搭載数が増えれば聴き心地が好くなりますが、併せて価格も確実に増すわけです、、、が、ここは我ら (って誰?) がヨドバシカメラ。

「 XBA-2IP (妻に贈る誕生日プレゼント) もあわせて買う」と意思表示すると、店頭表示価格から若干値引きされて18,000円に10%ポイント還元で実質16,200円 (税込) 。
つまり XBA-2SL の希望小売価格18,375円よりも安く XBA-4SL を購入できました。

ということで、妻の誕生日プレゼントを贈るのに乗じて、自分の買物をお得に済ませるパターンが完了。

続けて、(ちょっと多めの) 写真で見る開梱レポートです。