20 Sept 2007

コイントスで決まるもうひとつの答え

Heads or tails? - ¿Cara o cruz? Photos - Download Free Photos

空中にはじき上げた 1 枚のコインが地平面で静止したとき、上面が表か裏かによって二者択一の答えが決まる。

コイントスは、スイスの数学者・科学者ヤコブ・ベルヌーイ ( Jakob Bernoulli ) の著書『 Ars Conjectandi, Opus Posthumum 』 ( 推測法、1713 ) の功績によって名付けられたベルヌーイ試行 [1] の典型的な事例として用いられます。

[1] ベルヌーイ試行
次の4つの条件をみたす試行をいう。
  1. 毎回の試行の結果は、事象 A が起こるか、起こらないかのいずれかである
  1. 毎回の試行において、事象 A の起こる確率は一定値 p であり、起こらない確率は q ( = 1 - p) である
  1. 毎回の試行の結果は互いに独立である
  1. 試行の回数 n は一定で、n 回のうち何回事象 A が起こるかに関心があるものとする

と、ここまでは、第三者の視点から客観的に二者択一の答えが決まるという話。



さて、自分一人で二者択一の答えに迷っているのなら、コイントスはもうひとつの答えを決めてくれるでしょう。

それは、コインをはじき上げた瞬間に聞こえる「表(または、裏)になって欲しい!」という心の声に耳を傾けること。

表裏の結果にかかわらず、自分自身の心の声に従えば、これもひとつの真理かもしれませんね。

Recommended Post Slide Out For Blogger